マルチタスクをサラッとこなす人ってカッコイイですよね。でも実際にマルチタスクをやってみると疲れませんか?
今回はそんなマルチタスクが何で疲れるのか、そもそも必要なのか説明します。
マルチタスクってしんどい・・・
マルチタスクしんどい…😰
— からさん⭐ITチョットデキル人 (@KRSW_Saitama) November 29, 2021
マルチタスク、しんどい…できない。
— ユ ノ 。 (@c_chellybrossom) January 19, 2022
上のようにマルチタスクがしんどくて辛いと感じている人はかなり多いそうです。

マルチタスクをやるってしんどいですよね。実は元々人間はマルチタスクに向いていません!なのでマルチタスクがしんどいと感じるのは正常な反応なのです。
人間の脳にはワーキングメモリというのがあります。脳を図書館に例えると、前頭葉が本棚で本が記憶、ワーキングメモリが机です。何かしようとする時に本棚(前頭葉)から本(記憶)を持って来て机(ワーキングメモリ)で作業します。
この机(ワーキングメモリ)が小さいと多くの本(記憶)が置けないので、要領がいっぱいになってしまい複数のタスクを行えなくなってしまいます。

ですが、勉強する時に散らかった机と、整理された机なら整理されている方が勉強しやすいように、ワーキングメモリの容量が空いている状態の方が人間の脳には楽なのです。
↓ワーキングメモリについてはこちらの記事で詳しく説明しています↓
マルチタスクは脳が疲労する⁉
マルチタスクをしていると、しんどいと感じるのは脳が疲労を感じるからです。因みに人間の感じる疲労の8割は脳の疲労なんて説もあるくらい脳疲労は日常生活や仕事効率に影響します。
基本的に生物は一つの事に集中するように出来ています。命の危険がある時に、「逃げる」や「戦う」こと以外に力を割いている余裕がないからです。
マルチタスクは脳がバスケットボールしながらサッカーしているようなものです。

疲れて当たり前なのです。脳が疲労すると仕事効率が落ちるだけでなく、脳内ホルモンや自律神経のバランスが崩れ体にも影響が出やすいので注意が必要です。
マルチタスクはそもそも必要⁉
「そんなこと言われてもマルチタスクしないといけないんだよ・・・。」って声が聞こえた気がしたので解決策も説明します。
マルチタスクをテキパキこなしている姿はかっこよく見えますが、実は仕事効率がかなり下がります。バスケットボールやりながらサッカーしてもどっちも勝てないのです。

実はマルチタスクを完璧にこなしている人の頭の中では、シングルタスクしかしていないケースがかなり多いです!
本(記憶)をその都度本棚に戻して、ワーキングメモリを空けて作業している状態です。
当たり前ですが、机の上(ワーキングメモリ)に本(記憶)を積んでいる状態より、机(ワーキングメモリ)を開けている状態の方が効率はいいのです。


やるタスクをToDoリストに書き込み管理することで、やる作業を覚えておく必要がなくなるので、記憶(本)をしまって、机(ワーキングメモリ)を空けることが出来るのです。
優れたアプリなんかも多いので、是非活用してみて下さい。
ToDoリスト リマインダー付き買い物リスト&やることリスト

↓こちらの記事にもワーキングメモリの容量を確保する方法が書いてあるので、チェックしてみて下さい↓
まとめ
マルチタスクがしんどいまとめ
- 人間の脳の作り的にマルチタスクはしんどいもの。
- マルチタスクはワーキングメモリを圧迫する。
- マルチタスクは脳を疲労させる。
- マルチタスクを辞めるにはToDoリストがオススメ。
複数の仕事をてきぱきこなす姿は一見憧れますが、仕事の効率や脳の健康のことを考えるとオススメはできません。
なのでマルチタスクを辞め、シングルタスクに移行できるように是非皆さんもToDoリストを活用してみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。