皆さんは「現状を変えるの怖いな・・・」とか、「これ変えた方がいいのに・・・」と思いんがら変えられていないことってありませんか?実はそれ「現状維持バイアス」のせいなのです!
今回はその現状維持バイアスについて説明と現状維持バイアスの外し方を紹介します!
目次
現状を変えるのが怖い
変化するって怖いですよね・・・。引越しをする時に不安になったり、転職や職場が変わる時に怖くなったり、新しい人と会うのが怖かったり、これら全部現状維持バイアスのせいなのです。


この現状維持バイアスは多かれ少なかれ誰もが持っています。元々人間が狩猟して生活していた時代の名残りなのです。狩りをしていた時代だと、行動を起こす(変化を起こす)時が1番生命の危険があったからです。

その名残りで人間は無意識に変化を嫌い、変化をストレスとして受け取るのです。
なので新しい人と会うのが嫌とか、転職したいけど怖くて出来ないとかは普通の感情なのです。
「先延ばし」も現状維持バイアスの影響⁉
また先延ばしをしてしまうのも現状維持バイアスの影響です。
「20歳になったら○○を勉強してみよう」と思っていたのに実際に20歳になると
「でも、お金ないから25歳でお金貯まってたらにしよう」とか
25歳になったら「時間がないから30歳になったらにしよう」とかやろうと思っているけど先延ばししている事ありませんか?

何かをしようとする時に出来ない理由が頭を駆け巡りますよね。何度も言うようですが、人間は無意識に現状を維持しようとするので、出来ない理由が頭に浮かんでくるのは自然なことなのです。


現状維持バイアスの外し方
現状維持バイアスを外し方は色々ありますが、代表的な方法を3つ紹介します。
現状維持バイアスを外す方法3選
- 現状の把握・客観視する。
- 友人・家族・メンターに意見を貰う。
- 目的・目標・計画を立てて計画通りに行動する。
では早速一つ一つ説明していきます。
1.現状の把握・客観視する
この現状維持バイアスを外す上で最も重要なことは、「現状維持バイアスにハマっている」と自覚することです。そのために現状の把握・客観視が大切になってきます。


例えば、「先延ばし」でも「あっ俺今先延ばししているな、現状維持バイアスにハマっているぞ!」と自覚すると、やらない理由が本当にやらない方がいい理由なのかどうか見えてきます。
「お金ないから25歳でお金貯まってたらにしよう」なら本当にそれに使うお金がないのか、もしないならどうやって貯めればいいのか。
「時間がないから30歳になったらにしよう」なら30歳になっても時間に余裕が増えるとは限りません!なら今どうやって時間を作るかが大切になります。
厳しい言い方をすると、大抵の「やらない理由」は「やれない理由」ではなく「やりたくないから出る言い訳」なのです。
現状維持バイアスにハマってしまうと怖いのは無意識にやらないように、変化を起こさないようにしてしまうことです。なので、定期的に自分を振り返って客観視する必要があります。
↓客観視する方法・練習の一つとしてやりたいことリスト・やりたくないことリストを作るのもオススメ↓
2.友人・家族・メンターに意見を貰う。
客観視すると言っても中々いきなり自分を俯瞰して見ることは難しいですよね。

そこで手っ取り早いのが友人や家族やメンターに意見を貰うことです。メンターがいるよ!という方は多くはないと思いますが、友人や家族など親しい人に、現状維持バイアスにハマってないか聞いて、意見を貰ってみてください。
意外に自分の意見が無意識のうちに偏っていってしまうことがありますので、他者の意見は凄く大切です。
3.目的・目標・計画を立てて計画通りに行動する。
自覚出来たら後は簡単!目的・目標を明確にして計画を立てることです。「○○を勉強する」という目的でお金がないから出来ないのならそのためのお金をどのようにいつまでに貯めるか。等々出来るだけ細かく計画にします。
計画に出来たら後は計画通りに行動していくだけで、心理的な負荷がかからずに変化が起きるので、気付いたら現状維持バイアスが外れてるなんてことも!
↓目標を立てる上で大切な夢の見つけ方も是非読んでみてください↓
まとめ
現状維持バイアスの外し方
- 現状維持バイアスを外すには現状維持バイアスにハマっていると自覚すること。
- 目標・計画を立てて行動すること。
現状を変えるのが怖いと感じる方、変化しない、やらない理由を考えてしまう方はまず現状維持バイアスにハマっていると自覚してとりあえず行動してみてください。転職でも、引越しでも、結婚でも意外と何とかなりますから!(結婚とかの責任は取れませんから相手は見極めてくださいね!)後は計画を立てて行動することが、人生をより良くするための近道です。
是非一度振り返ってみて、バイアスにハマってないか確認してみてはいかがでしょうか。